秋の近畿大会準々決勝で、箕島サヨナラ負け

2014年10月26日 12時55分 スポーツ, ニュース

来年のセンバツ甲子園大会の出場校選考の重要な資料となる秋の近畿高校野球は、4日目のきょう(26日)、京都市のわかさスタジアム京都で準々決勝の残り3試合が行われ、和歌山1位校の箕島が奈良2位校の奈良大附属に2対3でサヨナラ負けし、惜しくもベスト4進出はなりませんでした。

この試合、序盤から中盤は、箕島の1年生左腕・中村光(なかむら・ひかる)投手と、奈良大附属の2年、右腕の坂口大誠(さかぐち・たいせい)投手の投げ合いで、両チーム無得点で推移しました。

そして、6回表、箕島は、ラストバッターの中村(なかむら)、1番・富山(とみやま)、2番・滝本(たきもと)の3連打で、ノーアウト満塁の得点機を迎えます。ここで3番・宮下(みやした)が押し出しのフォアボールを選び、箕島が1点を先制、続く、4番の井上(いのうえ)が三振に倒れたあと、5番・岡本(おかもと)がレフトへ犠牲フライを放ち、この回さらに1点を追加、2対0とリード広げました。

一方の奈良大附属は7回裏、ヒットと送りバントで1アウト2塁とし、ここで交代した箕島の2番手、エースの福居(ふくい)から、タイムリーヒットとスクイズで2点を返し、同点に追いつきました。

そして、最終回の9回裏、奈良大附属は、2アウトランナーなしから、1番の加藤(かとう)がサード前で高く弾むラッキーなヒットで出塁すると、続く2番の前田(まえだ)が、箕島・福居の初球スライダーを捉え、これがレフトオーバーのタイムリー2塁打となり、結局、箕島は2対3で敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。これで、秋の近畿大会から、和歌山県勢は姿を消しました。

試合後、箕島の尾藤強(びとう・つよし)監督は、「格上(かくうえ)の奈良大附属を相手によく戦った」と振り返り、先発の左腕・中村投手については「腕をしっかり振って投げていた。500点満点です」と話しました。また、7回に、好投していた中村投手から福居投手に交代したことについては、「あのタイミングしかなかった。ウチのエースは福居。それで負けても悔いはなかった。結果、福居は負けたが、彼自身、大きなものを得たと思う」と話しました。

リリーフに立った箕島の1年生エース・福居蓮矢(ふくい・れんや)投手は「きょうは内野ゴロを多く打たせようと思った。近畿大会は、楽しいところだったが、きびしいところでもあった。春に向けて、下半身や握力を強化し、インコースのストレートで押せる投手になりたい」とステップアップを誓っていました。