太地町沖の浮き魚礁が行方不明。船舶は衝突に注意

2014年10月29日 17時09分 ニュース, 社会, 経済

和歌山県が太地町沖に設置している直径6メートルある円筒状の浮き魚礁の行方が分からなくなり、船などに衝突する危険があることから、県では航行に注意するよう呼びかけています。

行方が分からなくなった魚礁は、県が太地町の梶取﨑(かんどりざき)南東沖およそ39キロの海上に浮かべていたもので、直径6メートル、高さ5.3メートル、重さ13.1トンあります。通信トラブルがあったため、県水産試験場の船がきょう(29日)正午ごろ現場を訪れたところ、浮き魚礁がなくなっていました。

今月17日には現場で確認されていることから、この間に海に沈んだか、係留ロープが切れて流れ出した可能性が高いということで、流出した場合は黒潮に乗って東の海域に漂流している可能性もあります。

現在、ソナーを使うなどして海域を調べたり、漁協に情報提供を呼びかけたりしていますが、漂流した場合は、船などと衝突する危険があることから、県では航行に十分注意するよう呼びかけています。

浮き魚礁はマグロやカツオなどの回遊魚が浮いているものに集ってくる習性を利用して漁獲量アップにつなげようと県がこの海域にあわせて6基、設置する計画で今年2月にこの1号機を設置したばかりでした。