県・政務調査費返還訴訟で控訴へ(写真付)

2014年11月05日 20時00分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

2006年度の政務調査費に違法な支出があったとして、和歌山県議会議員13人にあわせておよそ1470万円の返還を求めるよう命じた和歌山地方裁判所の判決について、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、けさ(5日)の定例記者会見で、これを不服として控訴する考えを明らかにしました。

会見で提訴の意向を表明した仁坂知事(11月5日・和歌山県庁にて)

会見で提訴の意向を表明した仁坂知事(11月5日・和歌山県庁にて)

これは「市民オンブズマンわかやま」が、2006年度に県が支出した政務調査費の中に違法な支出があったとして、仁坂知事を相手取りおよそ3700万円の返還を求めるよう提訴し、和歌山地方裁判所は先月(10月)24日、現職と元職あわせて13人の議員に、あわせておよそ1470万円を請求するよう仁坂知事に命じる判決を言い渡しました。

仁坂知事は会見で「議員と相談した結果、承服しがたいところがある」と述べ、具体的には賃料以外に事務所の維持にかかる人件費や光熱費などを政務調査費に含めず、一律に按分した経費しか認めないとした裁判所の判断を「あまりに乱暴だ」と指摘しました。

仁坂知事は、判決が出た直後の先月28日の定例記者会見でも「非常にけったいな訴訟だ。議員の一部を狙い撃ちしている」と批判していました。