かつらぎ町で、最後の串柿まつり、盛大に(写真付)

2014年11月23日 15時45分 ニュース, 交通, 経済

初冬の風物詩、柿色の玉のれんが揺れる、かつらぎ町四郷(しごう)地区で、きょう(23日)、今回が最後となる「串柿まつり」が、2年ぶりに開かれ、県内外から大勢の人が訪れ、にぎわいました。

串柿づくり体験(串柿まつり会場で)

串柿づくり体験(串柿まつり会場で)

まつりは、さわやかな青空のもと、かつらぎ町広口(ひろくち)の四郷地域交流センター「ともがき」グラウンドで、午前10時から行われ、大勢の観光客や見物客が、皮をむいて串に刺す串柿づくりの実演や体験、それに、ステージで繰り広げられた歌謡ショーや地元の四郷千両太鼓の演奏などを楽しんでいました。また、串柿が揺れる山あいを散策したり、つきたての餅や正月飾りに串柿を買い求める姿もありました。

実行委員会によりますと、串柿まつりは、400年の歴史がある串柿と串柿の里を広く知ってもらおうと平成元年(1989年)に始まりました。そして、長年、会場となっていた四郷小学校が2012年に笠田(かせだ)小学校に統合され、学校施設が使われなくなったことで、地域交流センターへの改修が決まり、去年(2013年)は、その工事の関係でまつりは行われませんでした。

そして、センターでは、まつりの一日だけではなく、串柿シーズンを通して、串柿の見学や体験ができるほか、語り部と串柿の里を巡るウォークなどの新しいメニューも生まれました。

また、現在、改良工事が進む国道480号鍋谷峠(なべたにとうげ)道路の完成を来年度(2015年度)に控え、完成すると1日の交通量が5千台と見込まれ、イベントの開催で交通混雑を生むことは好ましくないという判断もあって、串柿まつりは、今年で卒業することになったということです。

現在、農家の軒先や道路脇に吊されている串柿は、このあともプレスと乾燥を繰り返し、正月飾りの縁起物として、来月(12月)下旬ごろ、京阪神方面を中心に一斉に出荷されます。