強制わいせつの元警察官の初公判

2014年11月27日 19時54分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

20代の女性警察職員にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われている元・警察官の男の初公判が、きょう(27日)和歌山地方裁判所で開かれ、被告は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、和歌山市の元・和歌山県警組織犯罪対策課の巡査部長、稲生泰延(いなぶ・やすのぶ)被告36歳は、ことし(2014年)9月26日の深夜から翌27日の未明にかけて、和歌山市内の公共施設の駐車場に停めた自分の車などで、警察本部の20代の女性警察職員に無理矢理抱き付いたり、しつこく体を触ったなどとして、強制わいせつの罪に問われています。

罪状認否で稲生被告は「間違いありません。本当に申し訳ございません」と述べ、起訴内容を全面的に認めました。

続いて行われた冒頭陳述では、検察側から、稲生被告が被害者の女性に対して普段からインターネットツールのLINEでやりとりを求めていたことや、犯行当日もLINEと携帯電話でしつこくドライブに誘っていたことなどが証拠として示されました。

一方、弁護側は稲生被告が「事件の発覚が怖くなって逃げていた。本来後輩を守るべきなのに申し訳ない」などと被害者の女性に謝罪文を書き、弁護士を通じて示談の成立を求めていることなどを明らかにしました。

次回の公判は来月(12月)18日の午前10時に開かれ、証人尋問や被告人質問のあと、論告と求刑が行われ、結審する見通しです。