備品を無断で持ち出した県の現業職員を懲戒処分

2014年12月05日 18時42分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

和歌山県伊都(いと)振興局の現業職員が、県の備品を自宅に持ち帰り、およそ1年にわたり自宅の草刈りや地域の墓そうじなどに使っていたことがわかり、県はきょう(5日)付でこの職員を戒告の懲戒処分にしたほか、管理責任を問い、伊都振興局長を訓告処分にしました。

県・監察査察課によりますと、伊都振興局建設部に勤める57歳の現業職員の男性は、去年(2013年)9月ごろからことし(2014年)10月3日までの間、強い風で落ち葉やゴミをとばすエンジンブロアと呼ばれる県の備品を自宅に持ち帰り、自宅の草刈りや地域の墓そうじなどに使っていました。

ことし9月下旬、監察査察課に匿名の通報があり、これを受け伊都振興局が現業職員全員から事情を聞いたところ、無断使用が発覚しました。男性職員は「ちょっと借りていたつもりで忘れていた。ここまで話が大きくなるとは思わなかった。ご迷惑をかけ申し訳ない」と話しているということです。

これを受け、県は、きょう付で現業職員の男性を戒告の懲戒処分に、また管理責任を問い、伊都振興局長を訓告処分にしました。

今年度(2014年度)和歌山県の職員による懲戒処分はこれで9件目で、過去最多だった2010年度の6件を上回り、統計を取り始めた2007年度以来、最も多くなりました。