県・がん粒子線先進治療法導入可能か検討へ

2014年12月12日 21時45分 ニュース, 政治

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、がんの粒子線(りゅうしせん)治療法のひとつである「ホウ素中性子補足療法」について、県内の医療機関に導入出来るか検討する考えを示しました。

これはきょう(12日)行われた12月定例県議会の一般質問で自民党県議団の山下直也(やました・なおや)議員の質問に仁坂知事が答弁したものです。

ホウ素中性子補足療法は、がん細胞にホウ素化合物を投与し中性子を照射することで死滅させる先進医療法で、正常な細胞へのダメージが少なく、浸潤(しんじゅん)がんや再発がんにも効果があり、陽子線や重粒子線の治療施設よりも設置コストが抑えられるなどの利点があります。

山下議員は県内の医療機関への導入を求めたのに対し、仁坂知事は技術に注目していることを示し「東京都と福島県で建設中の施設の治験状況を検討し、タイミングを逃すこと無く見込みがあれば速やかに検討したい」と答えました。

きょうはこのほか自民党県議団の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員が大学の設置による産業振興などについて、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員は、中国への果実の輸出に向けた協議開始の取り組みなどについて、自民党県議団の尾崎要二(おざき・ようじ)議員は、浮上式津波防波堤などについて質問しました。

12月定例県議会の一般質問はきょうで終了し、今月15日からは常任委員会での審議に移ります。

お聞きの和歌山放送では、きょうの県議会一般質問のもようを午後10時から録音ダイジェストでお伝えします。