和歌山県が県警セクハラ聴取訴訟を控訴へ

2014年12月18日 18時47分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

和歌山県警察本部の違法な取り調べによる女性への損害賠償を県に命じた大阪地方裁判所の判決について、和歌山県が、近日中に控訴する見通しとなりました。

これは、きょう開かれた12月定例県議会で、控訴を求める議案が可決されたためです。

この事件は、おととし(2012年)1月、和歌山西警察署が強制わいせつ容疑で男を逮捕し、参考人として容疑者の妻から任意で事情聴取した際、夫婦間の性行為について執拗に聴取されたため、PTSD・心的外傷後ストレス障害になったとして、妻が県を相手取り1100万円の損害賠償を求めて訴えたもので、大阪地方裁判所は違法な取り調べがあったと認め、今月(12月)8日、県に11万円を支払うよう命じる判決を言い渡しました。

これに対して県は「取り調べは捜査上必要な事実関係の聴取を適正かつ妥当に行ったもので、判決は不当」として、判決の取り消しと損害賠償請求の棄却を求めて控訴を求める議案を12月定例県議会に提案し、今月15日に開かれた県議会の経済警察委員会で、委員全員が控訴に賛成していました。

県では、議案の可決を受け、近日中に控訴する方針です。