生活保護費から天引き 田辺市、女性職員を停職処分

2015年01月30日 19時11分 ニュース

田辺市はきょう(1/30)、生活保護受給者2人の保護費から一部を天引きしながら事務処理をしていなかったなどしたとして田辺市・福祉課の43歳の女性主査を停職1ヶ月の懲戒処分としました。

田辺市によりますと、この女性主査は、2012年5月から去年に2月にかけて、国民健康保険料と医療費のあわせておよそ15万円を滞納していた受給者に対し、本人に相談の上で、保護費から、毎月3万円ずつ、22回にわたり、あわせて66万円を天引きしました。

そして、この主査は、天引きした総額が、滞納額を大きく上回っていたにもかかわらず、受給者に返金せず、医療費の支払いにあてるための事務処理も行っていませんでした。

また、別の受給者からも、保護費の25万円を天引きしたにもかかわらず、事務処理を怠り、金庫に保管したままになっていました。

田辺市では、2年に1度、生活保護受給者の窓口の担当替えが行われていて、この過程で、今回のずさんな事務処理が発覚しました。

田辺市の真砂充敏(まなご・みつとし)市長は、「公務員として絶対にあってはならない行為で、深くお詫びする」とのコメントを出しました。