和歌山大学国際シンポ「アグリビジネスの展開と教育」(写真付)

2015年02月09日 19時22分 ニュース, 社会, 経済

世界の食糧や農業に関する問題について考える和歌山大学主催のシンポジウムが、きょう(9日)午後、和歌山市西高松(にしたかまつ)の和歌山大学松下(まつした)会館で開かれ、およそ50人が出席しました。

パネルディスカッションのもよう(2月9日・和歌山市西高松にて)

パネルディスカッションのもよう(2月9日・和歌山市西高松にて)

これは、農業経営などの教育に力を入れている和歌山大学が、FAO・国連食糧農業機関や和歌山県、JA和歌山県農などの後援を受け、去年(2014年)から開いているシンポジウムです。

2回目となることし(2015年)は、アフリカのコンゴ民主共和国出身で、FAO駐日連絡事務所のボリコ・ムブリ・チャールズ所長を迎え、「世界の食糧・農業問題と農業教育」と題して講演が行われました。

講演するボリコ所長

講演するボリコ所長

この中でボリコ所長は、FAOが日本政府と協力して新興国の農業支援を行っていることや、農業経営の成功に必要な基盤整備などについて講義しました。

ボリコ所長は「新興国の食料の安全保障の成功には、若者と女性の教育の充実や、農地やマーケットへのアクセスの向上が鍵となる」と訴え、農業生産の原動力となる若者や女性の参画を促しました。

大学院生の研究発表のもよう

大学院生の研究発表のもよう

続いて行われたパネルディスカッションでは、和歌山大学経済学部の足立基浩(あだち・もとひろ)教授をコーディネーターに、講演したFAOのボリコ所長や、「古座川(こざがわ)ゆず平井(ひらい)の里」の倉岡有美(くらおか・ゆみ)理事、県・農林水産総務課の原康雄(はら・やすお)課長、経済学部の吉村典久(よしむら・のりひさ)学部長、それに和歌山大学の大学院生がパネリストとなって、それぞれの事例や研究内容を紹介し、和歌山県の農業経営をどのように発展させるか、活発に意見を交換しました。