県学力テスト・文章の解釈や根拠の考察などに課題

2015年02月11日 13時59分 ニュース, 社会

去年(2014年)12月、和歌山県独自に、県内の小・中学生を対象に行われた学力テストの結果が、県・教育委員会から公表され、小・中学校とも、漢字や四則計算などは出来ていた一方で、文章の解釈や根拠の考察などに関しては、課題が残る結果となりました。

これは、文部科学省が毎年4月に行っている全国学力テストとは別に、いまの授業内容の到達度や課題を学年ごとに見出そうと、県・教育委員会が昨年度(2013年度)から独自に行っているもので、県内すべての公立小学校と特別支援学校の4年生から6年生と、県内すべての公立中学校と特別支援学校の1・2年生、あわせておよそ4万人が、テストを受けました。

小学生は国語と算数、中学生は国語と数学で、いずれも基礎的な知識や技能を問う問題と、応用問題が出題されました。

その結果、小・中学校を合わせた平均正答率は63・4%と昨年度より1・3ポイント下がりましたが、大きな課題となっている記述問題の正答率は50・2%で、昨年度より7ポイント上昇しました。

県・教育委員会は「全体として、小・中学校とも、漢字や慣用句、四則計算など基本的な知識や技能を問う問題は概ね出来ているが、文章の解釈や、複数の思考過程を必要とする問題、関係や根拠について考察する問題、それに方法や理由を記述する問題などに課題がある。その一方で、記述問題であきらめずにチャレンジする児童や生徒が増え、教諭の指導に効果が見られる」と分析しています。