和歌山県博物館施設等災害対策連絡会議が設立

2015年02月11日 14時00分 ニュース, 社会, 防災

地震や風水害などの自然災害から文化財や展示物を守ろうと、和歌山県内の博物館や資料館、自治体の職員らが対策を話し合う災害対策連絡会議が発足し、きのう(10日)和歌山市の県立近代美術館で設立総会が開かれました。

対策連絡会議は、県立博物館の伊東史朗(いとう・しろう)館長が会長、県立近代美術館の熊田司(くまだ・つかさ)館長と、県・文化遺産課の川端真理(かわばた・まり)課長が副会長となり、事務局は県立博物館に設置され、県内の博物館や水族館、図書館、それに県や市町村の教育委員会や関係部局あわせて71の団体で構成されています。

保全や修復が必要な文化財は、文化財保護法で指定されたものに加えて、指定されてない美術工芸品や、歴史的な史料なども対象に含まれます。

設立総会では、平時に会議のメンバー同士で情報を共有するなど協力体制をつくり、大規模災害時に、修復作業などでお互いに支援することなどが承認されました。

そして初年度となる新年度(2015年度)は、文化財の所在地を把握することや、会議のメンバー同士の連絡体制の構築、それに来館者や所蔵品の安全確保などに関する調査や研究を行うことなども決めました。