押収された刃物から男児のDNA 紀の川市男児殺害事件

2015年02月11日 14時04分 ニュース

紀の川市で小学5年の男の子が殺害された事件で、逮捕された男の自宅から押収された刃物を詳しく鑑定した結果、血液反応が検出され、男の子のDNAと一致したことが分かりました。

この事件は、今月5日、紀の川市後田(しれだ)の空き地で遊んでいた小学5年の森田都史(もりた・とし)くんが胸を刺されるなどして殺害されたもので、近くに住む無職、中村桜洲(なかむら・おうしゅう)容疑者22歳が殺人の疑いで逮捕されています。

捜査本部は、中村容疑者の自宅の家宅捜索で、外国の軍隊でも使用されているククリナイフとみられる刃物2本を含め、いずれも刃体が40センチ前後の3本の刃物を押収していて、詳しい鑑定を行った結果、このうちの1本から血液反応が出て森田くんのDNAと一致したということです。

中村容疑者の自宅のげた箱から見つかった血痕も、森田くんのDNAと一致したことがわかっていて、捜査本部は、いずれも、中村容疑者が、刃物を使って森田くんを殺害したことを示す重要な証拠とみて、中村容疑者を追及するとともに、刃物を入れてあったカバーなど、100点にのぼる押収品の鑑定を急いでいます。

中村容疑者は、警察の取り調べに対し、「森田くんのことは知らない。事件当時は家でテレビを見ていた」と容疑を否認しています。