和歌山バスに和歌山弁の転倒防止啓発ポスター(写真付)

2015年02月12日 18時33分 ニュース, 交通

和歌山市や海南市(かいなんし)で路線バスを運行している和歌山バスは、高齢者が車内で転倒しないよう呼びかける和歌山弁のポスターを掲示しています。

和歌山バスの車内で最近話題の和歌山弁ポスター(2月11日・海南市にて)

和歌山バスの車内で最近話題の和歌山弁ポスター(2月11日・海南市にて)

ポスターのアップ

ポスターのアップ

ポスターの中央には高齢者の女性がバスの車内で転倒する様子のイラストが、四隅には転倒防止を呼びかける注意書きが、和歌山市など紀北地方でよく使われている和歌山弁で書かれています。

「あわてやんで」

「あわてやんで」

例えば、バスを降りる際に慌てて立ち上がろうとする人に向けては「あわてやんで。ゆっくり降りたらええわよぉ」(※急ぎませんよ。ゆっくり降りたらいいですよ)

「がいに」と「きちゃーるで」

「がいに」と「きちゃーるで」

また転倒が原因の骨折が増えている現状については「こけて骨折する人 がいに増えてきちゃーるで」(※転んで骨折する人がとても増えてきていますよ)などと、和歌山弁独特の表現で書かれています。

ポスターは、バスを利用する高齢者の転倒事故が全国的に増え問題となっていることを受けて作られ、はじめは共通語のものが使われていましたが、和歌山バスの社員が、地元の高齢者により親しみやすくアピールしようと和歌山弁のポスターを発案し、去年(2014年)の11月から路線バスに順次掲示しています。

その後、インターネットのフェイスブックなどで「和歌山弁のバスのポスターが面白い」と投稿され、和歌山弁に興味を持つ県外の人も増えてきました。

和歌山バスでは「和歌山弁のポスターを見た高齢者に、走行中は立ち上がらないなど、車内での安全意識をより高めてもらえたら」と話していて、今後、およそ100台ある路線バス全ての車内に掲示する予定です。