からかわれ決意と容疑者 刃物「護身用にネットで購入」 

2015年02月16日 19時39分 ニュース

紀の川市で小学5年生の男の子が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された男が、男の子がからかうような声を上げたため、犯行を決意したという供述をしていることが接見した弁護士の話でわかりました。

この事件は、紀の川市後田(しれだ)の住宅街の空き地で名手小学校5年の森田都史(もりた・とし)くん11歳が、近くに住む無職の中村桜洲(なかむら・おうしゅう)容疑者22歳に刃物で刺され殺害した疑いが持たれています。

接見した藤井幹雄(ふじい・みきお)弁護士によりますと、事件当日、中村容疑者が現場に近い自宅の敷地内でダンベルを使って運動しているときに森田くんがからかうような声を上げたため、犯行を決意したという趣旨の供述をしているということです。

「だいぶ前から日常的にからかわれていた」とも話していて、殺人の容疑については、「その通りだ」と認めているものの、反省の言葉は述べていないということです。

また、自宅から押収された刃物を「警備員のアルバイトをしていた際に護身用としてインターネットで購入した」と話していて、事件後に「洗った」と説明していることもわかりました。

ただ、取り調べ中に、 机の上で仁王立ちのような姿勢を1時間近く続けたり、意味の分からないことをつぶやいたりしているということで、警察は、供述の裏付けを慎重に進めています。