熊野川濁水対策・仁坂知事「国は対策の十分な説明を」

2015年02月24日 18時14分 ニュース, 政治, 防災

2011年の紀伊半島大水害以降続いている熊野川(くまのがわ)の水の濁りについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「県からの強い要望で国から示された利水ダムの発電運用の変更などの対策を行うことで、大水害以前の状態に改善出来ると聞いている」と述べ、国に対して、地元の市町村へ十分な説明を求める考えを示しました。

これは、きょう(24日)行われた2月定例県議会の一般質問で、自民党県議団の濱口太史(はまぐち・たいし)議員の質問に仁坂知事が答えたものです。

濱口議員は、熊野川の濁りの発生源とされる奈良県内の山崩れの現場や利水ダムを視察し、3年以上経過したいまも復旧工事が難航し、濁りが長期化している現状を訴えた上で、熊野川を管理する国や、ダムを所有するJパワーに、今後どのような要望を行うかを尋ねました。

これに対して仁坂知事は「県からの強い要望を受け、国から示された利水ダムの発電運用の変更などの対策を行うことで、大水害以前の状態に改善出来ると聞いている。せっかく対策を示したのだから、国には地元の市町村が納得できるよう、何度も十分に説明することを求める」と答えました。

また仁坂知事は、難航している山崩れの工事を早急に行うよう、改めて国や奈良県に働きかける意向を示しました。

きょうはこのほか、自民党県議団の吉井和視(よしい・かずみ)議員が、山林を守る重要性や果実の輸出推進などについて、共産党県議団の奥村規子(おくむら・のりこ)議員が、和歌山市産廃処分場の林地開発許可申請への対応方針や、介護保険料の値上げなどについてそれぞれ県の考えをただしました。

和歌山放送では、きょうの県議会一般質問のもようを、午後10時から録音ダイジェストでお伝えします。