地域と大学の連携による地域活性化フォーラム(写真付)

2015年02月24日 18時21分 ニュース

過疎地域と大学が連携し、地域の活性化策などを考えるフォーラムが、きょう午後、和歌山市のホテル「アバローム紀の国」で開かれました。

特別講演を行う山本学長(和歌山市・ホテルアバローム紀の国で)

特別講演を行う山本学長(和歌山市・ホテルアバローム紀の国で)

これは、過疎化や高齢化といった問題を抱える県内の地域と、それらの地域で学生育成のための実践的教育を行う大学との情報交換や交流を推進し、地域活力の向上を図ろうと、和歌山県などでつくる田舎暮らし応援県わかやま推進会議と摂南大学が共催したものです。

この中で、和歌山大学の山本健慈(やまもと・けんじ)学長が「地域貢献は、地域の苦悩の共有からはじまる」と題して特別講演を行い、「学生は、時間や空間によって管理された学校から地域へと飛び出し、そこにある課題や、住民の対立などを知るとともに、解決に向けて行動することで、社会性を育むことができる」と語りました。

また、NPO法人ふるさと回帰支援センターの高橋公(たかはし・ひろし)代表理事が基調講演し、東京で行っている移住希望地アンケートでは、和歌山県が上位に現れないことに触れ、「人口密集地の首都圏でのPRに力を入れるべきで、和歌山県独自の田舎暮らしのあり方などを提案することが望ましい」と語りました。

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続く活動事例報告では、摂南大学地域連携センターの浅野英一(あさい・えいいち)副センター長が、すさみ町での学生の取り組みを紹介し、地域資源の活用による地域問題の解決策として、遊休地へソーラーパネルを設置したり、森林資源を活かして、おが屑などから作られる小型燃料「木質ペレット」を量産することで、電力を生み出す方法などを紹介しました。

この後、「地域と大学の連携がもたらす効果と可能性」をテーマにパネルディスカッションが行われ、すさみ町の職員や摂南大学の学生らが意見を交わしました。