スクールバス乗車中に地震・津波 串本町で対処訓練(写真付)

2015年02月24日 21時33分 ニュース

スクールバスの乗車中に地震が発生した場合を想定した地震・津波対処訓練がきょう(2/24)、串本町で行われました。

 

スクールバス乗車中の地震・津波避難訓練(串本町で)

スクールバス乗車中の地震・津波避難訓練(串本町で)

この訓練は、串本町教育委員会や和歌山大学、スクールバスを運行する串本タクシーなどでつくる「串本町スクールバス津波防災プロジェクト会議」が作成した「避難マップ」や「スクールバス運行マニュアル」などの実効性を検証しようと行われたもので、会議によりますと、スクールバスに乗っている間の地震・津波対処訓練は全国的にみても珍しいということです。

訓練には、串本町の串本西小学校や串本西中学校の児童・生徒あわせておよそ50人が参加し、訓練は、海岸沿いの国道42号を走行中に震度7の地震が発生し、津波警報が発表されたという想定で行われました。

訓練では、子供たちの乗ったスクールバスが一旦停車し、安全を確保した上で、近くの高台の入り口までバスで移動し、そこから、子供たちが、海抜およそ35mの高台まで走って避難しました。

高台へ避難する子どもたち

高台へ避難する子どもたち

訓練に参加した小学5年の女の子は、「走るのがしんどかったけど、走りきれました。訓練は役に立つと思います」と話していました。

訓練を主催した串本町教育委員会の野呂正人(のろ・まさと)教育長は、「今までできていなかった通学時の訓練を実施できてよかった。マニュアルなどの成果物ができた意義は大きい。今後は、串本町内のほかの地域でも訓練を実施したい」と話していました。