高野町で農林業センサスの名簿紛失

2015年03月09日 18時55分 ニュース

国の農林業センサスの調査で、高野町の職員が世帯主の氏名や住所などが書かれた名簿用紙1枚を紛失していたことがわかりました。

調査を市町村に委託している和歌山県は、国に報告するとともに、30市町村に改めて注意するよう文書で通知しました。

県・調査統計課によりますと、高野町を担当する20代の男性統計調査員が、ことし1月30日、回収した農林業センサスの名簿を町役場に提出し、先月6日に高野町の40代の女性職員が書類を点検したところ、名簿の用紙1枚が不足していることに気付きました。

町では県に報告し、もう一度統計調査員の自宅や職場の机周辺を確認したり、他の書類に混じっていないかなどを確認しましたが、名簿は見つからず、女性職員が橋本警察署高野幹部交番に遺失物届けを提出しました。

名簿には、世帯主の名前や住所のほか、所有する山林や農地の面積が印刷されていますが、県によりますと、これまでにトラブルなどの報告は入っていないということです。

県によりますと本来、名簿を受け取る際に行う確認作業をこの女性職員は行っていなかったということです。

農林業センサスの調査は農林水産省が所管し5年に1度行わるもので、各市町村から推薦された調査統計員が都道府県から委嘱され、調査票の配布や回収を行っています。

これを受け、和歌山県は30市町村に書類の扱いに注意するよう文書で通知しました。

県や高野町によりますと今回、名簿の対象となった人はすでに死亡していて、高野町は親族に謝罪したということです。