学校・保護者に感謝 きのくに子どもの村学園で卒業式(写真付)

2015年03月14日 21時29分 ニュース, 社会

橋本市の学校法人「きのくに子どもの村学園」の小中学校と高校で、きょう(3/14)卒業式が行われ、60人あまりが周りの人への感謝の気持ちを語りました。

卒業式の最後にくす玉を割りましたが・・・。

卒業式の最後にくす玉を割りましたが・・・。

「きのくに子どもの村学園」は、学園長で、大阪市立大学・元教授の堀真一郎(ほり・しんいちろう)さんが、23年前の1992年、橋本市彦谷(ひこたに)の山間部に小学校を開いてスタートしたもので、その後、中学校と高等専修学校が開校しました。

クラスは、学年に関係なく縦割りで、木工や農業、音楽や演劇など取り組みたい活動ごとに編成されていて、宿題もテストもありません。

卒業式は、きょう(3/14)午後1時から行われ、式辞で堀学園長は、第二次世界大戦で反戦の立場を貫いたイギリス人の教育者を例に挙げながら「今の日本は戦争をする国になっていくかもしれないが、そんな時代にならないように、世の中のことをずっと見続けて自分の頭で考えていってください」と、はなむけの言葉を贈りました。

この後、小中学校と高等専修学校のあわせて63人が一人ずつ卒業証書を受け取り、それぞれ一言ずつ、学校生活を振り返りながら、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちなどを語りました。

この中で、小学生の男の子が両親に「ありがとう」と呼びかけたり、中学生の女の子が「この学校に来たおかげで、金子みすゞの詩の一節『みんなちがって みんないい』が、私の中で生きた言葉になりました」などと語ったりしていました。

また高等専修学校の生徒は「本気でぶつかれる友達ができた」「この学校で自信を手に入れ、自分に足りない部分を埋めることができた」などと感慨深そうに話していました。