県・長寿社会課長が病院・介護施設の幹部と会食で処分(写真付)

2015年03月31日 18時52分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

和歌山県の長寿社会課長を務めている56歳の男性職員が、去年(2014年)からことし(2015年)にかけて3回にわたって、和歌山市内の寿司店で病院や介護施設を経営する法人の幹部らと会食し、飲食代を支払ってもらっていたことがわかり、県は、職員倫理規則に違反するとして、きょう(31日)付けで、この課長を戒告の懲戒処分にしました。

会見で頭を下げる中川福祉保健部長(3月31日・和歌山県庁にて)

会見で頭を下げる中川福祉保健部長(3月31日・和歌山県庁にて)

県・監察査察課によりますと、長寿社会課長は、おととし(2013年)5月に県・病院協会の会合に出席した際、接待を受けた和歌山市の病院・介護施設の幹部と隣りの席同士になったことから親しくなり、去年の2月と9月、それにことし2月の3回にわたって、いずれも和歌山市内の寿司店でお互いの職員を同席させて飲食し、このうち、去年2月とことし2月の2回分の飲食代を病院・介護施設の幹部が支払っていました。

今月(3月)24日、県・監察査察課に匿名の投書が寄せられたことから調べたところ、長寿社会課長が接待を受けたことがわかりました。

その後、課長は病院・介護施設に飲食代を全て返金したということです。

和歌山市内の病院・介護施設の認可事業は県ではなく中核市の和歌山市に権限があるため、課長と幹部の間に利害関係はありませんが、職員倫理規則で禁じられている利害関係者以外から繰返し接待を受ける行為にあたるうえ「社会通念上問題がある」として、県は、長寿社会課長を戒告処分にしました。

県・福祉保健部の中川伸児(なかがわ・しんじ)部長は「大変申し訳ない。綱紀粛正と規則の遵守(じゅんしゅ)を徹底し、県民の信頼回復に努めたい」と陳謝しました。