和歌浦の潮干狩り復活へ 和歌山市と漁協などが協定(写真付)

2015年04月23日 19時30分 ニュース, 社会

和歌山市の片男波でアサリの潮干狩りを復活させようと、漁協などの「和歌浦活性化活動組織」がきょう(23日)、和歌山市と協定を結ぶ調印式を行いました。

協定書を持って記念撮影する尾花市長(左)と薮代表(4月23日 和歌山市役所にて)

協定書を持って記念撮影する尾花市長(左)と薮代表(4月23日 和歌山市役所にて)

片男波ではこれまでアサリの潮干狩りが行われ、和歌山県内を中心に多くの観光客が訪れていましたが、エイなどの食害でアサリが減少し、7年前から潮干狩りができない状態となっています。

このため、地元の漁協や観光協会など5つの団体で結成した「和歌浦活性化活動組織」が、水産庁の補助事業を活用して潮干狩りの復活を目指すことになりました。

しかし、補助事業を受けるためには地元自治体の和歌山市と協定を結び、事業計画の審査や活動の指導を受けることなどが条件となることから、組織を結成して和歌山市と協定を結んだものです。

和歌山市役所で行われた協定の調印式で、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長と団体の薮豊(やぶ・ゆたか)代表が調印書にサインしました。

調印式で尾花市長は「潮干狩りが再びできるよう一緒に取り組んでいきます」と話し、藪代表も「子どもたちがいろいろなことができる浜を作っていきたいです。」と述べました。

団体では3年後を目標に、アサリ栽培の第一人者、水産総合研究センターの浜口昌巳(はまぐち・まさみ)主幹研究員指導で、潮干狩りができるようするほか、地元の子どもたちの干潟観察会も行います。