那智勝浦町で「和歌山県土砂災害啓発センター」起工式(写真付)

2015年05月02日 18時05分 ニュース, 政治, 社会, 防災

和歌山県が那智勝浦町(なちかつうらちょう)に建設を予定している「和歌山県土砂災害啓発センター」の起工式が、きょう(2日)午後、建設予定地で開かれました。

鍬入れをする仁坂知事ら(5月2日・那智勝浦町市野々にて)

鍬入れをする仁坂知事ら(5月2日・那智勝浦町市野々にて)

この施設は、2011年9月の紀伊半島大水害で発生した土石流で多くの死者や行方不明者が出た、那智勝浦町市野々(いちのの)の那智川(なちがわ)沿いに県がおよそ2億円をかけて建設を予定している、紀州材を用いた木造2階建て、延べ床面積492平方メートルの研究施設です。

国や県、那智勝浦町、それに和歌山大学や京都大学、北海道大学などの研究機関から研究者が常駐し、土砂災害対策に関する最先端の研究施設となるほか、研究成果に基づいたパネルや映像を使った市民への土砂災害啓発拠点としての両面の役割が期待されていて、来年(2016年)4月のオープンを予定しています。

あいさつする仁坂知事

あいさつする仁坂知事

起工式には仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や、那智勝浦町の寺本眞一(てらもと・しんいち)町長、自民党総務会長で国土強靱化総合調査会長の二階俊博(にかい・としひろ)衆議院議員、それに国土交通省の大野宏之(おおの・ひろゆき)砂防部長らが出席し、この中で仁坂知事は「県民の命を絶対に助けなければならない。国や大学、県の職員がともに研究した成果を土砂災害対策に役立て、ひろく発信したい」とあいさつしました。

祝辞を述べる二階代議士

祝辞を述べる二階代議士

また二階総務会長は「日本だけでなく世界からも多くの研究者がこの施設を訪れるだろう。地元の皆さんの命を守るのは我々政治家の使命だ。皆さんもこの施設を大切に活用し、一緒に育てて欲しい」と祝辞を述べました。