和歌山市の遡り決裁問題 担当の職員に訓告処分(写真付)

2015年05月15日 19時24分 ニュース, 社会

和歌山市で、市長の決裁を得ていないのに市が所有する土地の売買契約の遡り決裁が行われていた問題で、市はきょう(15日)建設局道路部街路課の52歳の男性班長を戒告処分にするとともに、関係した職員3人を訓告処分にしました。

職員の不祥事を謝罪する市人事課(5月15日 和歌山市役所にて)

職員の不祥事を謝罪する市人事課(5月15日 和歌山市役所にて)

和歌山市人事課によりますと、この男性班長は、去年(2014年)中頃、市が和歌山市貴志に所有する474平方メートルの土地の売買交渉を和歌山市の民間会社と開始し、去年12月に売買金額や契約開始日を決めました。

そして、契約開始日の4月1日に、民間会社から土地の代金2040万円を振り込ませましたが、本来3月中に作成しなければいけない稟議書を、契約開始日であることし4月1日に作成して市長の決裁をもらえなかったほか、市の内規で同時に提出しなければいけない土地所有権の移転登記に関する稟議書も、翌々日の4月3日に提出したということです。

市はこの男性班長を、地方公務員法に違反しているとして戒告処分にするとともに、班長から指示を受けて稟議書を作成した部下の職員と、管理監督責任として所属する街路課の課長と副課長をそれぞれ訓告処分にしました。