安倍首相、島精機を訪問 熊野本宮大社や災害現場も視察 

2015年05月17日 19時31分 ニュース

きのう(5/16)から和歌山県を訪問していた安倍晋三(あべ・しんぞう)首相は、きょう(5/17)、和歌山市の自動横編み機メーカーの島精機製作所を訪れ、縫い目のない製品に驚いていました。

安倍首相は、島精機製作所の島正博(しま・まさひろ)社長の案内で、縫い目のない最新の自動横編み機でニットのベストが編み上がる過程を視察しました。

編み上がったベストを試着した安倍首相は、「縫い目がないので、伸縮しますね」と驚いた様子でした。

また、島社長は、「50年にわたり、世界初のものづくりに挑戦しています」と、安倍首相に、起業からの沿革を説明しました。

そして、「和歌山にこだわって製品の製造をしているのは、不合理だとも思いましたが、外部に図面が漏れたりすることもなく、ほかにマネのできないものづくりができます」と独自のものづくり観を紹介しました。

また、安倍首相の訪問を受けた和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、「和歌山の観光の将来性について、理解してもらったと思う。一日も早い高速道路の整備をお願いしたい」と述べました。

このほか、安倍首相は、きょう、田辺市を訪れ、都会からの移住者の定着状況などをめぐり、地元の森林組合関係者らと意見交換したほか、実際に作業用の機械に乗って間伐作業を体験しました。

また、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれている熊野本宮大社を参拝した安倍首相は、熊野古道を活用した観光振興に関し、「長い歴史を観光に活かしていくことが大切だ。特にヨーロッパの方々は、文化に非常に興味がある」と述べました。

この後、田辺市中辺路町・国道311号の紀伊半島大水害の復旧現場を視察しました。