徳島市で近大生物理工学部公開講座

2015年06月06日 17時16分 ニュース, 社会

近畿大学生物理工学部の公開講座が、きょう(6日)午後、徳島市で開かれ、2人の生物理工学部の教員が講演しました。

きょうの公開講座は、午後1時から、徳島市の「とくぎんトモニプラザ」で開かれ、初めに、先端技術総合研究所の宮下実(みやした・みのる)教授が、「外来動物を考える~アライグマは日本を征服するのだろうか~」をテーマに講演しました。

この中で宮下教授は「北アメリカが原産のアライグマは、『あらいぐまラスカル』のテレビアニメがきっかけとなって人気を集めたが、家庭で飼い始めて半年程度で捨てられるケースが後を絶たないようになった」と、アライグマが日本に住み着いたきっかけを解説しました。その上で宮下教授は「今では、アライグマは、農作物を食べ荒らし、神社やお寺の文化財に被害を与え、さらには日本の在来野生動物にも大きな影響を与えている」と述べ、「いずれ日本のタヌキが絶滅し、アライグマが取って代わるかもしれない」と、外来動物の増加による日本古来の生態系の破壊を懸念していました。

続いて、医用工学科の西手芳明(にして・よしあき)講師が「病院内のメカニック~臨床工学技士の仕事とは~」と題して講演しました。西手講師は初めに「病院には、医師や看護師の他に、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士などの医療技術者が従事している」と、様々な役割を担った多くの人々が医療の現場に携わっていることを説明しました。さらに西手講師は「その中で、国家資格でもある『臨床工学技士』は、ヒトの肺や心臓、腎臓などの働きが低下したときに、その働きを代行・補助するための医療機器の操作や保守・点検を担っている」と、医療機器のメカニックとして活躍する臨床工学技士の仕事を解説しました。

次の公開講座は、今月(6月)20日に御坊市の御坊商工会館で開かれます。