桐蔭高校で労働法の特別授業(写真付)

2015年06月26日 19時14分 ニュース, 社会

労働に関する法律について和歌山労働局の課長が講義する特別授業が、きょう(26日)午後、和歌山市吹上(ふきあげ)の県立桐蔭(とういん)高校で開かれ、2年生280人が受講しました。

労働法の特別授業のもよう(6月26日・和歌山市吹上にて)

労働法の特別授業のもよう(6月26日・和歌山市・桐蔭高校)

これは、文部科学省のキャリア教育研究開発学校に指定されている桐蔭高校が、生徒に生き方を考え、社会で逞(たくま)しく生き抜く力を身につけてもらおうと、2013年度から取り組んでいるものです。

今年度、2年生は「社会の困難に立ち向かう」というテーマで、とくに労働をするなかで直面する可能性のある様々な問題や困難について、今月と来月にかけて週1回、4回シリーズで学習しています。

2回目のきょうは、和歌山労働局から労働基準部監督課の吉見友弘(よしみ・ともひろ)課長を迎え、「労働法入門~働く前に憶(おぼ)えてほしいこと~」と題しておよそ50分にわたって講義しました。

講師の吉見課長

講師の吉見課長

吉見課長は、生徒らに、将来アルバイトや就職などで働き始める際の心得として、残業や有給休暇など労働条件に関して説明し、「就業規則を必ず目を通してください。企業がなかなか文書を提示してくれない時は、労働基準監督署に相談してください」と呼び掛けました。

生徒からは「管理職に残業手当が支給されないのは何故ですか」といった質問が寄せられ、吉見課長は「法律で管理職は権限を持ち、給料も多く支給され、自分の裁量で仕事を決められる立場にあるからです。しかし、最近は『名ばかり管理職』と呼ばれるケースも問題となっています」と答えました。