開花したが後続ゆっくり、美浜町大賀池の大賀ハス(写真付)

2015年06月28日 14時22分 ニュース

美浜町の大賀池(おおがいけ)で、大賀(おおが)ハスが咲き始めましたが、開花ペースがゆっくりで、ハスを管理している保存会が気を揉(も)んでいます。

ピンクの大輪、大賀ハス咲く(27日、大賀池)

ピンクの大輪、大賀ハス咲く(27日、大賀池)

大賀池のハスを管理している「和歌山 大賀ハス保存会」のブログによりますと、ことしの開花は例年通り、大賀博士の命日の今月(6月)15日だったということですが、いつになく成育が思わしくなく、その後の開花ペースがゆっくりとしているということです。

咲いた大賀ハスの花(27日、大賀池)

咲いた大賀ハスの花(27日、大賀池)

きのう(27日)も、数輪が、きれいなピンク色の大輪の花を咲かせていましたが、池全体で見るとさびしく、葉もそれほど茂っていない状況です。また、つぼみも数本がみられる程度でした。

美浜町の大賀池の様子(27日撮影)

美浜町の大賀池の様子(27日撮影)

大賀池は、美浜町三尾(みお)の日の岬近くにあり、国内のハス研究の第一人者で、2千年以上前の地層から発見したハスの実を開花させた故・大賀一郎(おおが・いちろう)博士が直接分根(ぶんこん)した大賀ハスが、地元の保存会の人たちによって守られています。

保存会では、毎年開催しているハスの花の鑑賞会「観蓮会(かんれんかい)」を、成育の遅さに配慮して例年より1週遅い、来月(7月)4日午前8時から開催することにしています。入場は無料です。

ところで、和歌山放送ラジオでは、故・大賀博士ら、大賀ハスの発見・普及に力を尽くした人たちの活躍を描いた、作家・大下英治(おおした・えいじ)氏の著作「大賀蓮 世界に花開く」の朗読番組を月曜から金曜の毎日、午前5時からと午後4時から放送しています。