患者の気持ちをLINEスタンプに、和医大医師が作成

2015年06月29日 19時10分 ニュース, 社会

患者が周囲に気を遣って、言葉にしづらい思いを伝えやすくするため、県立医大病院の医師らが、パンダをキャラクター化したLINE(ライン)スタンプを作製しました。

このスタンプは、パンダが、表情や仕草とともに文字メッセージを伝えるもので、うつむきがちにお腹を抱え「お腹はってるよ」と体の不調を訴えたり、両手を高く挙げ、笑顔で「調子いいよ!」と報告するなどしてくれます。

親しみやすいパンダというキャラクターを、自分の代わりに使うことで、家族や同じ病室の人にも、気を遣って言葉にできない思いを、素直に伝えられると好評だということです。

がん患者団体「市民のためのがんペプチドワクチンの会」が、去年(2014年)、患者の思いをイヌやネコのキャラクターで表現したスタンプ「患者の気持ち」を販売したのを知り、趣旨に賛同した県立医大病院の医師や看護師が第2弾として作製しました。

県立医大の勝田将裕(かつた・まさひろ)助教は「患者さんが悩みや思いを抱え込まずに表現し、前向きに治療に取り組めれば」と話しています。

スタンプ名は「患者の気持ち2 和歌山パンダ編」で、1セット40種類が120円となっています。

LINEは、スマートホンなどに無料でインストールして使える通信アプリで、スタンプは、アプリ内で追加入手できるメッセージを補助するイラストのことです。ラインを使うとメッセージや写真などとともに、スタンプも送ることができ、手軽なコミュニケーションツールとして、普及しています。