仁坂知事・たま駅長に「県民栄誉賞」検討(写真付)

2015年06月30日 19時08分 ニュース, 政治, 社会

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、けさ(30日)の定例記者会見で、今月(6月)22日に16歳で死んだ和歌山電鐵のたま駅長に対して「私の気持ちとしては県民栄誉賞をあげたい」と話し、制度の創設を準備していることを明らかにしました。

たま駅長に県民栄誉賞の授与する考えを表明する仁坂知事(6月30日・和歌山県庁)

たま駅長に県民栄誉賞を授与する考えを表明する仁坂知事(6月30日・和歌山県庁)

仁坂知事は記者から、たま駅長に勲章を授与する考えがないか尋ねられ、「県民栄誉賞をあげたい」と答えましたが、「まだ制度が無いので関係する部局に検討させている」と話していました。

県・秘書課によりますと、和歌山県には県民栄誉賞の制度が無いため、既に制度があり、オリンピックの金メダリストなどに授与している他の都道府県の事例を参考に準備を進めていて、県民栄誉賞を授与するための規程や条項を検討しています。

そして「出来るだけ早い時期に創設したい」と話しています。

県では、1967年(昭和42年)10月に「名誉県民」の制度を条例で施行していて、これまでに、和歌山市出身で松下電器創業者の故・松下幸之助(まつした・こうのすけ)氏や、歴代知事のうち、故・小野真次(おの・しんじ)氏と故・大橋正雄(おおはし・まさお)氏、故・仮谷志良(かりや・しろう)氏のあわせて4人に授与されています。

また県は、2008年10月に、県の全国発信に貢献した人や動物などに授与する、和歌山県勲功爵(くんこうしゃく)「わかやまでナイト」を創設し、たま駅長や白浜町のアドベンチャーワールドのパンダに授与しています。