天守閣再建などの松田建築士展

2015年07月03日 11時10分 ニュース

和歌山県庁本館や和歌山城天守閣の再建などに関わった、元県職員で建築技師の故・松田茂樹さんの業績を紹介する展示会「建築技師、松田茂樹の仕事展」が、南海和歌山市駅の2階で開かれています。

和歌山県建築士会和歌山市支部が「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」盛り上げる文化プログラム事業として開いているもので、松田技師が和歌山県内で設計した施設や監修した建築物を、写真とともに紹介し、その業績を讃えています。

和歌山大空襲にも耐えた県庁本館をはじめ、焼失して昭和33年に再建された和歌山城天守閣、串本町のエルトウルール号遭難慰霊碑、旧日高中学校、旧県立図書館など16件を写真と資料でパネル展示し、震災や火災に強いコンクリート建築を提唱してきた業績を紹介しています。

展示は8月末まで行われ、その後はJR和歌山駅や建築士会館でも行われます。また、県庁本館や和歌山城天守閣のスタンプを集めると缶バッジがもらえるスタンプラリーも行っています。

松田技師は紀の川市名手の出身で、いまの東京工業大学を卒業した一級建築士。和歌山県庁職員のあと和歌山工業高校の前身の光風工業高校で教鞭をとり建築士を育てました。また和歌山城史話などを出版し、1991年平成3年 95歳で亡くなりました。