観蓮会中止へ 美浜町・大賀池の大賀ハス

2015年07月03日 18時11分 ニュース

美浜町の大賀池(おおがいけ)で、あす(7/4)、行われる予定だった、ハスを愛でる観蓮会が中止されることになりました。

大賀池は、美浜町三尾(みお)の日の岬近くにあり、国内のハス研究の第一人者で、2千年以上前の地層から発見しハスの実を開花させた故・大賀一郎(おおが・いちろう)博士が直接、分根(ぶんこん)した大賀ハスが、地元の保存会の人たちによって守られています。

大賀池のハスを管理している「和歌山 大賀ハス保存会」によりますと、ことしの開花は、例年通り、大賀博士の命日である先(6)月15日でしたが、例年になく成育が悪く、その後、なかなか開花せず、現在は、蕾もほとんどないということです。

ただ、今回の生育不良は、一時的なもので、ハスが枯れてしまうような事態にはならないものとみられています。

今年、発足から50年の節目を迎えた保存会は、「新たに架設した桟橋を、観蓮会でお披露目して半世紀の節目を祝いたかったですが、ハスが咲かない状態では致し方ありません」とコメントしています。

ところで、和歌山放送ラジオでは、故・大賀博士ら、大賀ハスの発見・普及に力を尽くした人たちの活躍を描いた、作家・大下英治(おおした・えいじ)氏の著作「大賀蓮 世界に花開く」の朗読番組を月曜から金曜の毎日、午前5時からと午後4時から放送しています。