松江地区お帰りパトロール隊を警察庁の職員が視察(写真付)

2015年07月10日 18時43分 ニュース, 社会

警察庁の幹部がきょう(10日)、和歌山市松江地区の「お帰りパトロール隊」を視察し、パトロール隊のメンバーから組織のこれまでの活動などについて説明を受けるとともに、子どもたちの下校の様子を見守りました。

警察庁の職員に説明する川崎隊長(左4)(7月10日 松江連絡所にて)

警察庁の職員に説明する川崎隊長(左4)(7月10日 松江連絡所にて)


和歌山市の松江地区では、11年前から地域の人たちが「松江地区お帰りパトロール隊」を結成し、街角に立ち、登下校する子どもたちを見守っていて、3年前の2012年には内閣総理大臣表彰を受けています。

こうした地域の防犯活動を研究している警察庁が、松江地区の活動に注目し、きょう、警察庁生活安全企画課の成田浩司(なりた・こうじ)都市防犯対策官らが視察しました。

視察ではお帰りパトロール隊の川崎敏弘(かわさき・としひろ)隊長からこれまでの活動の歴史や活動内容について説明を受け、成田対策官らが新規隊員の勧誘方法やこれまで活動を続けられた理由について質問しました。

これに対し、川崎敏弘隊長らは「孫が小学生ということを口実にするなどして、単位自治会で年配者を中心に勧誘している」「学校、地元の和歌山北警察署の支援があって活動を続けることができた。活動を通じて子どもたちが、あいさつするようになるなど、子どもたちの精神構造にも変化が出てきたことも理由だ」と話しました。

パトロールを視察した成田対策官は「総理表彰を受けるだけあって、全国に誇れる団体だと思った。活動を通じて子どもたちがあいさつをできるようになったのは非常に大きなことだ。長期的にみると子どもの防犯意識を高めることは、子どもたちに良い影響を与えることになるので全国に広めたい」と話しました。