毒物入りカレー事件からあすで17年 「風化防止へ一歩を」

2015年07月24日 19時12分 ニュース

1998年に和歌山市内の夏祭りで、4人が死亡し、63人が急性ヒ素中毒になった毒物入りカレー事件から、あすで17年になります。

和歌山市園部の事件現場では、2010年以降は、慰霊祭は開かれていませんが、事件を風化させたくないという声も出ています。

今年4月に地元の自治会長となった中津良治(なかつ・よしはる)さん66歳は、「事件を風化させないためにどうすべきか、自治会に意見を求め、一歩を踏み出したい」と語りました。

事件では、当時小学4年生だった中津さんの長女もカレーを食べて数日間入院しました。

中津さん自らも、事件を話題にするのはつらいということですが、「忘れてほしくないという思いもある」と話しています。

この事件で、2009年5月に死刑判決が確定した林眞須美死刑囚54歳は、無罪を訴え、和歌山地方裁判所に再審=裁判のやり直し請求しています。