皇太子さまが和歌山県をご訪問・稲むらの火の館を御視察(写真付)

2015年07月27日 19時30分 ニュース, 社会

皇太子さまは、全国高校総体・インターハイの総合開会式へのご出席や、県内施設の視察のため、きょう(27日)から2泊3日の日程で、東京・羽田空港発の民間機で和歌山県を訪問されています。

皇太子さまは、きょう午前、南紀白浜空港にご到着され、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事らの出迎えを受けました。

「津波シミュレーション」を見学される皇太子さま(左から2人目・代表撮影・7月27日・広川町)

続いて、広川町の津波防災教育センターが入った施設、「稲むらの火の館」を視察された皇太子さまは、長さおよそ16メートルの水槽に津波を発生させる装置「津波シミュレーション」のボタンを操作し、家の模型に津波が押し寄せる様子を観察されました。

津波ハザードマップの前では、担当者に、住民らの避難訓練の実施状況について尋ねられ、「津波はいつ来るかわからないですからね」とお話しになりました。

崎山館長(左)の説明に聴き入られる皇太子さま(右)

崎山館長(左)の説明に聴き入られる皇太子さま(右)(代表撮影)

施設には、1854年に紀伊半島を襲った安政の大津波の際、人々を高台へ避難させるため、目印として稲束に火をつけて誘導し、多くの命を救った濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)の功績をたたえる記念館も併設されていて、皇太子さまは、当時の状況をお聞きになりながら、熱心に施設を見て回られました。

皇太子さまは、あす(28日)和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグホエールで開かれる全国高校総体・インターハイの総合開会式に、丹羽秀樹(にわ・ひでき)文部科学副大臣らとご出席され、お言葉を述べられるほか、大会の運営に協力している高校生と交流される予定です。

最終日のあさって(29日)は、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で、インターハイのハンマー投げなどの競技をご観覧されたあと、海南市の紀州漆器伝統作業会館や、和歌山市の島精機製作所などを視察され、その日の夜に、民間機で東京に戻られます。