きのう丸の内拘置支所で熱中症で1人死亡 刑務作業室に冷房なし

2015年08月01日 13時34分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

猛暑日を記録した、きのう(31日)午前、和歌山市の丸の内拘置支所から「収容している男性が熱中症とみられる症状で、呼びかけに応じない」という119番通報が相次いであり、40代の男性が死亡、50代の男性が重症となっています。消防によりますと、2人の男性にはいずれも熱中症とみられる症状があったということです。

きのう(31日)午前9時半頃、拘置支所の単独室で刑務作業中の40代の男性が、壁にもたれるようにして倒れているのを巡回中の職員が見つけ、呼びかけに応じなかったため、午前10時過ぎに119番通報しました。男性は心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認されました。

拘置支所を管轄する大阪刑務所によりますと、男性は倒れていた際、既に意識が無く、常駐している准看護士が意識レベルなどを調べるなどの処置をしていましたが、救急車が到着するまでに呼吸が無くなったということです。

この男性は罰金を支払わなかったため、丸の内拘置支所で労役を課せられていたもので、刑務作業をしていた単独室には冷房が無く、職員が定期的に作業状況の見守りをしていたということです。

また、そのおよそ1時間後の午前11時過ぎ、再び丸の内拘置支所から「収容している50歳代の男性被告がぐったりしている」という119番通報があり、病院に収容しましたが、この男性被告は重症と診断されて入院しました。

大阪刑務所の担当者は「管理態勢は適切にしていたと認識している。40代の男性が亡くなったことについては遺憾に思っている。今後、健康管理を徹底していきたい」と話しています。また50代の男性被告が熱中症を訴えたことについては「コメントできない」としています。

きのうの和歌山市内は、ことし最高となる36.3度を記録するなど猛暑日で、朝から暑い一日となっていました。