丸の内拘置支所熱中症事件を受け、和歌山弁護士会が会長声明

2015年08月12日 18時10分 ニュース, 事件・事故・裁判

先月(7月)31日と今月1日に、和歌山市にある大阪刑務所丸の内拘置支所に収容されていた男性3人が熱中症とみられる症状で病院に搬送され、1人が死亡、2人が一時意識不明になったことを受け、和歌山弁護士会はきょう(12日)原因究明と対策を求める会長声明を発表しました。

この問題は先月31日、和歌山市広瀬中ノ丁の大阪刑務所丸の内拘置支所で拘束されていた40代と50代の男性2人が倒れ、40代の男性が死亡、50代の男性も一時意識不明となりました。

また、翌日の今月1日にも20歳代の男性が拘置支所内で意識不明の状態で見つかり、病院に緊急搬送されています。

いずれも熱中症が原因とみられ、和歌山弁護士会は、人権擁護委員会に所属する弁護士2人が今月6日に丸の内拘置支所を訪問し、支所長などから事情を聞きました。

その結果、丸の内拘置支所の収容棟のほとんどに冷房が設置されていないことが分かり、和歌山弁護士会では熱中症の発生が避けられない状態で収容者を拘束していたとすれば人権侵害の疑いがあるとして、再発防止と原因の公表を求める会長声明を発表するとともに、大阪刑務所丸の内拘置支所長らに対して、声明文を送付しました。