那智勝浦町の浦神湾内で赤潮が発生

2015年08月14日 18時43分 ニュース, 社会

那智勝浦町の浦神(うらがみ)湾内の2ヶ所で、きょう(14日)午前、赤潮が発生しているのが確認されました。

和歌山県水産局では、漁業関係者にエサを与えることをやめ、いけすを移動するよう呼びかけるとともに、終息するまで観測を続けることにしています。

県内の海で赤潮が発生したのはことしに入って4回目です。

県・水産局によりますと、きょう午前8時ごろ、浦神湾で、たておよそ40メートル、よこおよそ120メートルの範囲と、その10分の1くらいの範囲の2ヶ所で海水が橙色に染まっているのを、養殖業者が見つけました。

海水を水産試験場で調べたところ、「カレニアミキモトイ」と呼ばれる毒性のある有害なプランクトンが検出されました。

このプランクトンは、大雨が降った後に増殖し、密度が高くなると、魚介類のエラが詰まって呼吸困難を引き起こし、へい死するなど、漁業や養殖業に影響を及ぼす性質があります。

発見当時の浦神湾の水温はおよそ27度でした。

浦神湾では、業者が貝などの養殖を行っていますが、これまでに赤潮の被害の情報は入っていないということです。

県・水産局では、漁業や養殖業の関係者にエサを与えるのをやめたり、いけすを移動させるよう呼びかけていて、今後、赤潮が終息するまで観測を続けることにしています。