那賀消防組合の「子ども防災博士意見発表会」(写真付)

2015年08月19日 19時23分 ニュース, 社会, 防災

岩出市(いわでし)と紀の川市の小学6年生が災害や防災に関する作文を発表する「子ども防災博士意見発表会」が、きょう(19日)午後、紀の川市の打田(うちた)生涯学習センターで行われました。

意見発表をする児童(8月19日・紀の川市西大井)

意見発表をする児童(8月19日・紀の川市西大井)

これは、那賀消防組合が管内の小学6年生に防災意識を高めてもらおうと、毎年夏休みに開いているものです。

今年度(2015年度)は22校・1054人の児童から応募があり、各学校から推薦された22人の代表が、地震や津波、台風など自然災害の恐ろしさや、自分が出来る防災への取り組みなどをつづった作文をひとりずつ読み上げ、那賀消防組合の林照康(はやし・てるやす)消防長や保護者らが耳を傾けました。

このうち、紀の川市立丸栖(まるす)小学校の津留若菜(つる・わかな)さんは、阪神淡路大震災を経験した母親の話から感じたことを発表し「災害の恐ろしさを聞いて語り継がなければ、危機意識が薄れてしまう。物資や食糧を備え、避難訓練を行うこととともに、体験を語り継ぐことも大切です」と訴えました。

紀の川市立中貴志(なかぎし)小学校の木下大地(きのした・だいち)くんは、油断が命取りになる怖さについて発表し「自分だけは流されないだろうという油断が、田んぼや水路を見に行って流される事故につながる。災害の資料や映像をしっかり見て怖さを知り、油断をやめることで命を守れる」と語りました。

また、身振り手振りを交えて力強く発表した、岩出市立山崎北(やまさききた)小学校の森本慧(もりもと・けい)くんは「作文をきっかけに家族と防災について話し合い、自分たちひとりひとりの身を守るためにどうやって安全な場所へ逃げるかを考え、実践できるようにしなければ」と話していました。