JA紀州が移動販売で高齢者見守り活動を開始(写真付)

2015年08月19日 19時29分 ニュース, 社会, 経済

御坊・日高地方を管轄するJA紀州は来月(9月)から、移動スーパーでの販売とともに、高齢者の見守り活動を始めることになり、きょう(19日)御坊・日高地方の自治体と協定を結びました。

協定書にサインする久保理事長と5つの市と町の首長(8月19日 JA紀州にて)

協定書にサインする久保理事長と5つの市と町の首長(8月19日 JA紀州にて)

御坊・日高地方は、65歳以上の高齢者が人口のおよそ3割を占めていて、今後も増加が予想されています。JA紀州では来月から、徳島市の企業からノウハウを受けて移動販売事業を始めることにしていますが、移動販売のスタッフによる地域の見守り活動も行うことになり、販売ルートになる御坊・日高地方の5つの市と町と協定を結びました。きょう午前9時から御坊市湯川町のJA紀州で行われた締結式では、JA紀州の久保秀夫(くぼ・ひでお)理事長が、御坊市の柏木征夫(かしわぎ・いくお)市長ら御坊・日高地方の6つの市と町の首長と協定書を交わしました。

美浜町の森下誠史(もりした・まさふみ)町長は「美浜町も高齢化が進み、買い物に苦労しています。今回の事業は行政としてもありがたく、地域住民にとって見守り活動という点からも喜んでもらえると思います。」と話していました。

一方、JA紀州の久保理事長は「交通の便の悪さがネックになって、買い物に行きたくても行けないという声が多くありがたいが、新しいコースをいくつも作ると老齢化が進んでいる証にもなる」と複雑な気持ちと言っています。

JA紀州では、移動販売を来月14日から開始する予定で、最初は美浜・日高・由良の3つの町をそれぞれ週2日訪問し、ことし10月に2台目のトラックを導入して、御坊市と日高川町にも訪問する予定です。

和歌山県内のJAが移動販売をするのは初めてで、移動販売ではAコープの商品およそ300アイテム1000点を販売するということです。