国交省「紀の川流域懇談会」

2015年09月02日 19時19分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 防災

昨年度(2014年度)行われた、紀ノ川流域の河川整備計画の進み具合を報告する「紀の川流域懇談会」が、きょう(2日)和歌山市の県民文化会館で開かれました。

これは、国土交通省・近畿地方整備局が2012年12月に策定した「紀の川水系河川整備計画」に基づいて、昨年度行われた事業を、環境や治水、地域連携の分野の専門家で構成する8人の委員に報告するものです。

きょう午前10時半から開かれた懇談会では、7月末に着任したばかりの、和歌山河川国道事務所の寺沢直樹(てらさわ・なおき)所長ら当局側が、座長で京都大学の中川博次(なかがわ・ひろじ)名誉教授や、和歌山大学システム工学部の井伊博行(いい・ひろゆき)教授ら委員に説明しました。

昨年度行われた紀ノ川水系の河川整備計画事業で、点検が行われたのは、治水・利水・環境・維持管理の4つの分野であわせて40項目にのぼりました。

このうち治水の分野では、九度山町(くどやまちょう)と、大滝ダム下流の奈良県川上村(かわかみむら)から五條市(ごじょうし)までの間で堤防の整備を行っていることや、岩出市やかつらぎ町の河川敷で、樹木の伐採を行って、水の流れる能力を高める取組などが行われました。

また、和歌山市内の支流・七瀬川(ななせがわ)との合流地点に整備していた水門が完成したことや、すでに設置されている堰(せき)や堤防、水門などの耐震対策も行われました。

一方、環境の分野ではブルーギルなどの魚類や、ナルトサワギクなどの植物に代表される特定外来生物の駆除が、和歌山市から岩出市にかけて行われたことや、和歌山市中心部の大門川(だいもんがわ)の水質改善が進んでいることなども報告されました。