8月の県内企業倒産状況・件数は過去10年で最小

2015年09月03日 19時34分 ニュース, 社会, 経済

民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(8月)県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は4件、負債総額は2億3900万円となり、8月の倒産件数としては、過去10年間で最も少なくなりました。

業種別では、製造業、卸売業、小売業、サービス業がそれぞれ1件でした。

地域別では、和歌山市で3件、岩出市で1件でした。

このうち、負債総額が1億円を超えたのは、破産手続きの開始決定を受けた和歌山市の食肉卸売業者のおよそ1億5千万円1件で、そのほかは小型倒産が主体となっています。

東日本大震災や円安、人手不足の影響などで倒産した企業はありませんでした。

東京商工リサーチ和歌山支店は、今後の見通しについて「引き続き、中小・零細企業の不況型小型倒産が大勢を占める流れが続いているが、倒産件数は低い水準で一進一退し、倒産を抑制する政策が充実している現状では急激な増加に転じる可能性は低いとみている」とする一方で「中小・零細を中心とする体力消耗型の息切れ倒産は、景気の状況の変化次第で増加に転じる可能性も残されている」とも分析しています。