「世界津波の日」制定へ 太平洋の5カ国大使が広川町視察

2015年09月12日 21時48分 ニュース, 政治, 社会, 防災

濱口梧陵の「稲むらの火」の故事にちなんだ11月5日を、国連総会で「世界津波の日」にしようと、きょう(12日)午後、ミクロネシアなど太平洋の5カ国の大使が、広川町を訪れ、「稲むらの火の館」を視察しました。

これは、安政元年・1854年11月5日に発生した大地震に伴う津波の際、稲むらに火をつけて住民を守った濱口梧陵の「稲むらの火」の故事にちなんで、11月5日を「世界津波の日」として国連総会で採択しようと、衆議院・和歌山3区選出で自民党の二階俊博総務会長が招いたものです。

きょう(12日)午後3時に、稲むらの火の館を訪れたミクロネシア・パプアニューギニア・トンガ・マーシャル諸島・パラオの太平洋5カ国の大使は、二階会長や、県の和歌哲也(わか・てつや)危機管理監、それに西岡利記(にしおか・としき)広川町長らの出迎えを受けました。

県の和歌哲也・危機管理監(右端)から説明を受ける、二階・自民党総務会長(右から2人目)と各国大使

県の和歌哲也・危機管理監(右端)から説明を受ける、二階・自民党総務会長(右から2人目)と各国大使

二階会長は歓迎の挨拶の中で「これまでに100カ国近い国から同意を得つつあるが、反対を表明した国は一つもない。12月の国連総会では、『世界津波の日』を制定したいので、皆さん方の協力を是非、お願いしたい」と訴えました。

この後、各国大使は、稲むらに火をつけて津波から住民を守った濱口梧陵の、故事や災害復興で堤防をつくり、住民の生活を守った話、さらに、濱口梧陵の活躍を描いた3D映像などを鑑賞しました。

濱口梧陵に関するパネル展示を鑑賞する各国大使

濱口梧陵に関するパネル展示を鑑賞する各国大使

稲むらの火の館の﨑山光一館長(右)から説明を受ける各国大使

稲むらの火の館の﨑山光一館長(右)から説明を受ける各国大使

視察後、ミクロネシアのジョン・フリッツ大使は「災害は、世界各地で起こっており、「稲むらの火」の故事にちなんだ11月5日を「世界津波の日」に制定することは、世界が防災に取り組む上で、意義のあることで、国連総会では、是非、議決していきたい」と話していました。

入口の石碑前で記念撮影する、各国大使と二階総務会長(前列中央)と、西岡町長(前列右端)ら