高齢者等防火推進週間の総合消防訓練(写真付)

2015年09月16日 19時30分 ニュース, 社会, 防災

シルバーウィークを前に、和歌山市の特別養護老人ホームできょう(16日)、総合消防訓練が行われました。

救助活動を行うはしご車(9月16日・和歌山市明王寺)

救助活動を行うはしご車(9月16日・和歌山市明王寺)

これは、今月(9月)15日から21日までの高齢者等防火推進週間に伴い、高齢者が入所する施設の防火体制の強化や安全対策の推進をはかろうと、和歌山市消防局が毎年行っているものです。

車いすの入所者を誘導する職員ら

車いすの入所者を誘導する職員ら

訓練は、きょう午前10時から和歌山市明王寺(みょうおうじ)の特別養護老人ホーム「竹の里園(たけのさとえん)」の1階の厨房から火が出て上の階に煙が充満し、入所者が取り残されたという想定で行われました。

参加した竹の里園の自衛消防隊15人は、火災の発生を事務所の職員や入所者に大声で知らせ、119番通報や入所者を避難誘導するなど、迅速な初期活動を繰り広げました。

救助に向かうはしご車

救助に向かうはしご車

救助者の手当てをする救急隊員

救助者の手当てをする救急隊員

続いて、通報を受け現場に到着した和歌山市消防局の消防隊員と救急隊員あわせて29人も、はしご車を使っての救助や、放水、それに、救助者をケガの程度ごとに分けて手当てする「トリアージ」を行うなどしました。

講評する出口消防局長

講評する出口消防局長

訓練後に講評した、和歌山市消防局の出口博一(でぐち・ひろかず)局長は「過去の高齢者施設での火災の事例を見ても、自衛消防隊の素早い活動が明暗を分けます。今後も防火意識と自衛消防隊の認識をより高めてほしい」と呼びかけました。

あいさつする上野理事長

あいさつする上野理事長

また、竹の里園の上野包代(うえの・かねよ)理事長は「普段の訓練がいかに大切かを痛感しました。今後も職員一同、意識を高めたいです」と訓練を振り返りました。