きょうから田辺市で「第29回弁慶まつり」

2015年10月09日 12時09分 ニュース, 社会

武蔵坊弁慶生誕の地といわれる田辺市(たなべし)で、きょう(9日)とあすの2日間「弁慶まつり」が行われます。

田辺商工会議所などで構成する実行委員会が主催し、田辺生まれとされる弁慶を讃える市民まつりで、ことし(2015年)で29回目です。

きょうは午後6時半から、田辺市東陽(とうよう)の闘鶏(とうけい)神社で「演劇・弁慶伝説」が上演され、2日間の祭りが開幕します。弁慶が壇ノ浦(だんのうら)出陣の際、主君・源義経(みなもとのよしつね)の命を受けて田辺に帰り、熊野水軍を率いる父親の熊野別当湛増(くまのべっとう・たんぞう)に、源氏へ加勢するよう頼む様子が演じられます。

この場面では、湛増が紅白の鶏(にわとり)を戦わせて、源氏と平家(へいけ)のどちらに味方するかを占った「鶏合わせ(とりあわせ)の神事」がシャモを使って再現され、オーディションで選ばれた市民俳優による白熱の演技が披露されます。

まつりの主役になる29代目の弁慶は、田辺市出身で すさみ町在住の小学校教諭・稲葉優(いなば・ゆう)さん49歳が演じ、弁慶の恋人・玉虫(たまむし)役は、田辺市在住の会社員・青田彩花(あおた・あやか)さん24歳が務めます。

あすは、闘鶏神社で午前10時から神事ともちまきが行われるなど、午前中は扇ヶ浜(おうぎがはま)や闘鶏神社、アオイ通りなどで「紀州弁慶よさこい踊り」が行われ、午後3時からは田辺大通りで「弁慶ゲタ踊り」や、「よさこいパレード」が行われます。

扇ヶ浜では、物産品や飲食物を販売する「物産テント市」が開かれるほか、「南紀田辺コスプレフェスタ」も行われます。

そして夜8時には、扇ヶ浜で二尺玉の花火が打ち上がる「田辺花火大会」や「よさこい総踊り」が行われフィナーレを迎えます。