天皇塚山古墳が県内最大と判明 17日現地説明会

2015年10月14日 19時48分 ニュース

和歌山県教育委員会などによりますと、和歌山市の岩橋千塚(いわせせんづか)古墳群の一つ、天皇塚山(てんのうづかやま)古墳の全長が、これまでより2メートル長い88メートルで、前方後円墳としては、和歌山県内で最大だったことがわかり、今月17日の現地見学会で一般に公開されます。

天皇塚山古墳は、和歌山市の吉礼(きれ)から下和佐(しもわさ)にかけて現存する前方後円墳で、1964年に行われた発掘調査では、当時、全国で2番目になる、高さ5・9メートル・全長86メートルの横穴式石室がある古墳として注目され、和歌山市木ノ本の車駕之古址(しゃかのこし)古墳と、和歌山市岩橋から井辺にかけての大日山(だいにちやま)35号墳と並ぶ県内最大の前方後円墳とされてきました。

県教委は、竹林に覆われイノシシに荒らされるなどして保存が危うくなった天皇塚山古墳を、国指定の特別史跡「岩橋千塚古墳群」に追加指定することになり再調査したところ、全長が88メートルでこれまでより2メートル長く、県内最大の前方後円墳であることがわかりました。県教委文化遺産課は、今月17日に、天皇塚山古墳の現地説明会を行い公開します。天皇塚山古墳は、県立紀伊風土記の丘資料館から徒歩で50分ほどのところにあり、当日は現地集合ですが、紀伊風土記の丘から現地までの道案内をするスタッフも配置します。現地説明会は、17日午後2時から1時間程度行われる予定で、文化遺産課の職員が古墳について説明します。

参加は無料で、事前の申し込みも必要ありません。