和歌山市総合防災訓練、高松地区訓練に市長と知事も参加(写真付)

2015年11月01日 14時40分 ニュース, 政治, 社会, 防災

「津波防災の日」に先立ち、きょう(1日)午前行われた和歌山市の総合防災訓練で、市内中心部の高松地区の訓練には、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長や和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事も参加し、住民に改めて高台への避難の重要性を訴えました。

高松地区訓練の講評のようす(11月1日・和歌山市立高松小学校)

高松地区訓練の講評のようす(11月1日・和歌山市立高松小学校)

高松地区の訓練は、高台に避難する1次訓練に続いて、市立高松小学校で行われ、およそ1500人が支部ごとに校庭に集合しました。

炊き出し用アルファ米に熱湯を注ぐ女性

炊き出し用アルファ米に熱湯を注ぐ女性

校庭には炊き出し用のテントが設置され、地区の女性らがアルファ化米の入った段ボールに熱湯を注いで炊き込みご飯を作って、津波ハザードマップとともに参加者に配りました。

マンホールトイレの展示

マンホールトイレの展示

このほか、マンホールの上に便器と囲い用テントを設置する「マンホールトイレ」の展示や、非常用地下水の汲み出し訓練なども行われました。

講評する尾花市長

講評する尾花市長

訓練終了後、尾花市長は「市民に一刻も早く津波から逃げてもらうよう、このような訓練を通じて意識を高めてもらい、南海トラフの巨大地震で想定される、およそ1万6千人の死者をゼロにしたい」と訓練の意義を語りました。

挨拶する仁坂知事

挨拶する仁坂知事

また、仁坂知事は「災害はこのあと必ず来るだろう。物的損害はある程度努力で回復できるが、失われた人命は二度と帰ってこない。津波でも地震でも県民の命をなくさないことが私の大きな目標だ」と話していました。