津波防災の日にあわせ、広川町で津浪祭(写真付)

2015年11月05日 19時46分 ニュース, 社会, 防災

「津波防災の日」のきょう(5日)、広川町で津浪祭(つなみまつり)が開かれ、稲むらの火で知られる偉人「濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)」を偲ぶとともに、安政の大津波の犠牲者の冥福を祈りました。

玉串を捧げる広川町の西岡町長(11月5日 広川町で)

玉串を捧げる広川町の西岡町長(11月5日 広川町で)

津浪祭は、江戸末期の安政の大地震の際、稲むらに火を放って大津波を知らせ、当時の広村(ひろむら)、現在の広川町の人々を救った梧陵の功績を讃え、町の安全を祈願するもので、安政の大津波の50回忌である1903年から毎年行われていて、今回が113回目です。

津浪祭に先立って、地元の広小学校と耐久中学校の児童・生徒が梧陵が私財を投じて建設した広村堤防に土盛りを行い、このあと、広川町の西岡利記(にしおか・としき)町長や来賓らあわせて140人が参加して、漁港前の広場で神事が行われました。

神事では参列者が玉串を捧げたあと、西岡町長が広村堤防脇の梧陵の石碑に花を手向けて、功績を偲んでいました。

神事のあと、西岡町長は「町としては子供たちが式典に参加して、津波について勉強してもらい、広村堤防のことをもう一度見直してもらいたいです。津浪祭を契機に地震、津波について意識してもらいたいです」と話していました。