企画展「鯨とり」・あす(10日)の開幕前に内覧会(写真付)

2015年11月09日 18時27分 ニュース, 政治, 社会

太地町(たいじちょう)の古式捕鯨にまつわる資料を集めた和歌山県立博物館主催の企画展が、あす(10日)開幕するのを前に、きょう(9日)関係者らによる開会式と内覧会が行われました。

テープカットで企画展開催を祝う関係者ら(11月9日・和歌山県立博物館)

テープカットで企画展開催を祝う関係者ら(11月9日・和歌山県立博物館)

太地の捕鯨を描いた屏風絵

太地の捕鯨を描いた屏風絵

古式捕鯨船の絵図

古式捕鯨船の絵図

もりの展示

もりの展示

企画展「鯨(くじら)とり―太地の古式捕鯨―」は、あすから来月(12月)6日まで和歌山市の県立博物館で開かれ、太地町立くじらの博物館などの協力により、古式捕鯨の様子を描いた絵巻や捕鯨船の模型、もりなどの道具が常設展示室で見学できます。

きょう午後1時に博物館で行われた開会式で、関係者がテープカットで開幕を祝いました。

あいさつする仁坂知事

あいさつする仁坂知事

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「捕鯨反対の意見に対してただ反論するだけではなく、捕鯨がなぜ日本に根付いているのかや、関係者の心意気を我々も発信しなければならない」と述べました。

鶴保参議院議員

鶴保参議院議員

また、和歌山県選出で捕鯨議員連盟幹事長代理の鶴保庸介(つるほ・ようすけ)参議院議員は、今後の捕鯨の情勢について「南氷洋の調査捕鯨だけでなく、沿岸捕鯨でもこの先妨害がおこるだろう。皆さんも情報を提供して欲しい」と呼びかけました。

このあと内覧会が開かれ、学芸員が、招待された和歌山市立広瀬(ひろせ)小学校の5・6年生らに解説しました。

学芸員による説明

学芸員による説明

古式捕鯨船の模型に見入る児童ら

古式捕鯨船の模型に見入る児童ら

5年生の男の子は「給食で鯨の竜田揚げを食べて美味しかった。人の力だけで大きな鯨を捕っていたのはすごい。ふるさと和歌山でこんなことをしていたのは嬉しい」と話していました。

太地町の宇佐川教育長

太地町の宇佐川教育長

また、三軒一高(さんげん・かずたか)町長の代理で出席した、太地町教育委員会の宇佐川彰男(うさがわ・あきお)教育長は「最近公開されたザ・コーヴに反論する映画と合わせて大変心強い。太地の歴史をしっかり学んで欲しい。賛成反対どちらも意見表明をするのは自由だが、子ども達には、将来しっかり自分の意見を述べられるようになって欲しい」と話していました。