紀州の魅力と防災の足跡 県立博物館で企画展(写真付)

2016年01月23日 18時58分 ニュース, 社会, 防災

江戸時代に紀州を旅した人々が残した紀行文や絵のほか、過去に発生した大地震による津波の記録などを展示する、和歌山県立博物館の企画展「紀州を旅する」が、きょう(23日)から始まりました。

安政南海地震で津波に襲われた印南町の被害や避難の様子が記された板壁

安政南海地震で津波に襲われた印南町の被害や避難の様子が記された板壁

企画展は博物館の1階企画展示室で開かれていて、文人画家の桑山玉洲(くわやま・ぎょくしゅう)が描いた、山に囲まれた那智の滝に熊野灘と太平洋に囲まれた橋杭岩がセットになった「那智山・熊野橋柱巌図屏風(なちさん・くまのはしぐいいわ・ずびょうぶ)」などを見ることができます。

また「災害の記憶」コーナーには、1854年の安政南海地震での津波に襲われた、現在の印南町の被害や避難の様子が記された板壁や、1944年の東南海地震では、串本町有田浦(ありたうら)に4回津波が押し寄せ、3回目が最も大きかったことを記した、有田(ありた)小学校、現在の町立串本西小学校の沿革日誌などが展示されています。

企画展「紀州を旅する」は、3月6日まで和歌山市吹上(ふきあげ)の県立博物館で開かれています。毎週月曜日が休館日です。問い合わせは、電話・073-436-8684です。